ダイエットをしようと思った時、まず考えるのは食事制限や運動によるダイエットかもしれません。
最近は、炭水化物抜きダイエットなども注目されていますが、実は豚肉中心の食生活でも痩せることができます。
肉は太るというイメージがある、ダイエットの大敵と考えられていますが、食べて脂肪に変わるのは米や小麦、パンなどに含まれている糖質ですから、肉を食べたからといって太ることはありません。
米や小麦などに含まれている糖質は、エネルギーとして使用されますから、体にとっては必要な栄養素です。
ただ、余ってしまった糖質は、脂肪細胞の中に蓄えられてしまって、脂肪細胞が大きくなり、肥満の原因となってしまいます。
肉類に含まれている脂というのは、たくさん摂取したとしても、二酸化炭素と水になって分解されて、体外へと排出されるため、蓄積されにくいと考えられています。
そのため、肉を食べたから太るということは迷信といえます。
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肉類の中でも、ダイエットに効果的なのは豚肉です。
豚肉には、カルニチンという成分が含まれていますから、脂肪燃焼を効果的に促進してくれます。
カルニチンは、脂肪をミトコンドリアに運ぶ働きをする重要な成分で、カルニチンを摂取しないと、脂肪のままになってしまいます。
鶏肉にもＫのカルニチンは含まれていますが、豚肉の方が多く含まれていますし、豚肉の脂肪にはアラキドン酸という脂肪酸が入っていますから、脳内の快感神経を刺激することで、幸福感が生まれ、満腹感もでてきますから、食べ過ぎを防ぐことができます。
一昔前は、肉はダイエットの大敵というイメージがありましたが、最近は肉食を推奨している専門家も少なくありません。
また、豚肉だけではなく、卵やチーズを中心に食事をするMEC食が、ダイエットに効果的ということで、注目を集めています。
MEC食は、肉・卵・チーズを中心に食事をし、一口ごとに30回噛むというシンプルなダイエット法で、一日に肉を200g、卵3個、チーズ120gを目安に食べるというものです。
従来の食事によるダイエットというと、野菜中心の食事が基本とされていましたが、このMEC食は、肥満や糖尿病の原因は糖という考えの元、高脂質・高タンパク質の食事が重要という考えです。
ただ、肥満や糖尿病の原因には、糖だけではなく早食いも一つの原因と考えられていますから、一口ごとに30回噛むことも、このダイエットでは重要となります。
MEC食では、バターやラードなどの動物性脂質は、ホルモンの原料となり、体脂肪を燃焼するためにも必要という考えがあるため、積極的に摂取することが推奨されています。
ダイエットには、バターなどの脂質は厳禁と思っている人にとっては、かなり驚くダイエット法かもしれませんが、このMEC食をすすめることで、肥満の原因である糖質を控えることができるため、ダイエット効果を得ることができます。
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MEC食は、ダイエット効果だけではなく、美肌効果やバストアップ効果、精神の安定などさまざまな効果を得ることができます。
豚肉や卵、チーズを摂取することで、毛細血管が強化され、そのため血流が改善されます。血流が改善されることで、体内の老廃物も排出されますから、肌荒れやニキビなどの改善も期待できます。
また、豚肉や卵、チーズを積極的に摂取することで、全身に筋肉がついていきます。
バストを支えている胸の筋肉もついていきますから、バストアップ効果も期待できます。
そのほかにも、糖質の摂取を抑えることができますから、精神的に安定し、脂質を十分に摂取しているため、甘いものへの欲求を抑制することができますから、より効果的にダイエットをすすめていくことができます。
MEC食は、一見非常識な食事法と思えますが、肉や卵、チーズを食べることで、一日に必要とされる栄養素のほとんどを摂取することができますから、栄養が偏るということもありません。
ただ、ビタミンCは十分な量は摂取することができませんから、野菜を加えることが推奨されています。
また、MEC食は、肉・卵、チーズだけしか食べてはいけないというものではなく、きちんと一口30回噛んで食べ、それでも空腹感を感じた場合には、炭水化物も少しは食べてもよいという考え方ですから、炭水化物抜きのダイエットで失敗してしまった人でも、精神的な負担は少ないのではないでしょうか。
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MEC食は、脂質を摂りすぎている印象があるかもしれませんが、脂質が不足してしまうと、糖質を欲してしまいますし、脂質はエネルギー源となり、ホルモンバランスを整えるためにも必要となりますから、十分に脂質を摂ることがすすめられています。
特に、30歳から行うダイエット法としておすすめで、徐々に女性ホルモンが減少し、ホルモンバランスが崩れてくる年齢ですから、脂質をしっかりと摂取して、ホルモンバランスが整うというこのMEC食はおすすめです。
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ただ、このMEC食をしても、ダイエット効果が得られなかった、逆に太ってしまったという人もいます。
これにはさまざまな原因が考えられ、
・栄養不足
・元々痩せ気味・痩せすぎ
・筋肉がついた
・よく噛んで食べていない
こういったことが考えられます。
元々痩せている人というのは、適正体重に近づくために体重が増えることがありますし、栄養不足だった人は、栄養を吸収しようとして、一時的に体重が増えることがあります。
また、MEC食は、筋肉がつきやすくなってしまうため、元々筋肉量が少ない人や痩せすぎの人というのは、筋肉量が増えて体重が増えると考えられます。
きちんと一口30回噛まずに食べていると、食べる量も増えてしまい結果的に太ってしまう原因になってしまいますから、きちんとよく噛んで食べることが大切です。
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豚肉は、脂っこくて太るというイメージが強いかもしれませんが、MEC食を行うことで、ダイエットだけではなく、糖尿病や高血圧、脂質異常などさまざまな疾患にも効果があると言われていますから、今までどんなダイエットでも効果がでなかったという人は、一度試してみてはいかがでしょうか。
特に、脂質を制限してしまうと、肌が乾燥してしわなどの原因にもなってしまいますから、30歳から行うダイエット法としてはおすすめです。
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