ゴーダチーズ
皆さんはチーズというとどのような姿をイメージされるでしょうか。
トムとジェリーに出てくるような穴の空いたものでしょうか?
それとも白い膜のようなものに包まれたカマンベールチーズのようなもの?
でも、オレンジのワックスに包まれたカーリングの石のような形のものを想像される方もい
らっしゃるのではないでしょうか。
そう、それがゴーダチーズです。
ゴーダチーズは13世紀ごろから、オランダのアムステルダム近郊にあるゴーダ村というところで作られ始めたと言われています。
黄色のワックスに保護された円形をしていて、密などっしりとした中身、そしてプツプツと小さなガスホールが空いています。
中身が引き締まっているのは熟成がしっかり進んでいる証拠でもあります。
オランダではこのゴーダチーズがチーズ生産量の6割を占めているそうです。
分類的にはセミハードチーズに分類されます。
ゴーダチーズは日本にも馴染みの深いチーズです。
日本で最も一般的に手に入るプロセスチーズの主原料の一つがゴーダチーズだからです。
さらにマイルドで豊かなコクと旨味、癖のない風味から日本人の舌に最も合うチーズとも言われています。
ここまで書いてしまったらもう、よだれが止まらなくなってしまいます笑
ゴーダチーズを食べるには、ワックスをナイフなどで取り除いてから食べなければなりません。
そして冷蔵庫から取り出してから20〜30分常温置いてから食べると、より風味が引き立って美味しく食べられます。
そのままスライスして食べるもよし、お子さんのおやつにするもよし。
もちろんお酒のアテにするのも最高ですよね。
そして料理に使うのも最高なんです。他のお好みのチーズと一緒にグラタンに使ったり、リゾットに使うのもオススメです。
また、チーズケーキの材料に使ってもゴーダチーズのコクと風味がマッチして美味しいです!
チーズは発酵食品なので、食べごろの判断に迷ってしまう方も多いと思います。
ではゴーダチーズはいつ頃食べるのが良いのでしょうか。
答えは製造日の1ヶ月後から4ヶ月後まで。ぜひパッケージの裏をみて確認してみてください。
よく「賞味期限内にお召し上がりください」や「開封後はなるべくお早めにお召し上がりください」と表示されていますが、保存性の高いゴーダチーズの場合は必ずしもそうとは限りません。
食べごろかどうか、自分でチェックすることが大事だと思います。
そして適切に保存されることが重要です。
使った後のゴーダチーズは、乾燥させないために切り口にぴったりラップをしてから直射日光を避け、5~7℃で保存します。
つまり冷蔵庫が一番ですね。冷凍庫に入れるのは、風味が落ちてしまうためオススメできません。
どうしても!という方は、解凍する際になるべく時間をかけて解凍するようにしてください。これで多少は風味が落ちるのを防げます。
こんなに楽しみ方のあるゴーダチーズ、ぜひ見かけたら購入してみて楽しんでみてください。美味しいゴーダチーズライフを!
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