意外と知られていない?チーズを朝食に食べる理由と相性の良い飲み物

私たちが日常的に食べているチーズ。その歴史は古く、「人類が作った初めての食品」なんだそうです。

チーズが日本で本格的に作られるようになったのは明治時代からと言われていますが、今では当たり前すぎるくらい手軽に購入することができますね。

チーズは「万能食品」とも言われています。

種類によっては長期間の保存ができ、料理、お酒のつまみ、ケーキなどのお菓子作りなどと様々な用途があります。

また含まれている栄養素も豊富で、タンパク質、脂質、カルシウム、ビタミンB2などが含まれており、健康やダイエットの面でも優秀な食品として注目を浴びています。

チーズはそのままで食べられるものもありますし、料理に取り入れることも手軽です。

栄養素が豊富なこともあり、忙しい朝食にもぴったりの食品です。

また朝食に乳製品であるチーズを食べることにもメリットがあります。

朝食に栄養豊富な乳製品を取ることにより、昼までに必要なエネルギーを補うことができ集中力も持続させることができ、1日の生活リズムを整えてくれる効果があるのです。

特にチーズに多く含まれるタンパク質は、朝にとることで血糖値を安定させ、空腹を抑えて１日の脂肪燃焼効果も期待できるのだとか。

朝食にチーズを取り入れることは様々な点から理に叶っているんですね。

チーズは種類も豊富です。

大きく分けると原料の乳を発酵、熟成させた「ナチュラルチーズ」とそのナチュラルチーズを1種類ないしは数種類のものを加熱、粉砕して作った「プロセスチーズ」があります。

その熟成方法や製造方法によって、ブルーチーズやゴーダチーズなど、様々な種類にわけられていきます。

日本人に馴染み深いモッツァレラやカッテージチーズはナチュラルチーズに分類され、日々その風味も変化していきます。

パルメザンやチェダーチーズはプロセスチーズに分類されており、こちらは保存がきくことが特徴です。

モッツァレラなどのナチュラルチーズはくせが少なく、高たんぱく低カロリーで乳本来の味わいを楽しむことができますが、栄養素がより高いのはプロセスチーズなのでより朝食に向いていると言えます。

チーズと合う飲み物といえばワインが定番ですがチーズの種類によっては様々な飲み物と相性がいいのです。

特に朝食に飲むことが多いコーヒーも、実はチーズとの相性抜群。ヨーロッパではチーズとコーヒーを一緒に楽しむ習慣のある国も多いんです。

フィンランドでは「レイパユースト」というチーズをコーヒーに入れて飲むのだとか。

ティラミスに使われているマスカルポーネはもちろん、クリームチーズやリコッタなどミルキーなものはコーヒーをマイルドな味わいに、塩気の強いものはコーヒーの苦味と酸味にマッチして、相乗効果でより美味しく感じることができるのです。

コーヒーも種類が豊富なので、それぞれにあった楽しみかたができますね。