チーズへの情熱から生まれた芳醇なチーズ、オールドアムステルダム。食べ方と基礎知識

チーズへの情熱から生まれた芳醇なチーズ、オールドアムステルダム。食べ方と基礎知識 ナチュラルチーズ

チーズへの情熱から生まれた芳醇なチーズ、オールドアムステルダム。食べ方と基礎知識

オールドアムステルダムの基礎知識

オールドアムステルダムは名前のとおり、オランダが原産国のチーズです。

原料は牛の乳を使用しているため、山羊乳のチーズのような独特なクセもなく、万人受けしやすい、食べやすいチーズといえます。

そのためオランダ国内だけでなく、世界中からたくさんの支持を受けているチーズです。
種類としては、長期熟成タイプのセミハードチーズに分類されます。

チーズとしてもポピュラーなセミハードであり、なおかつ18ヶ月という長期間にわたって熟成されているため、風味や旨味がしっかりとしているのも特徴です。

そのたまえ非常に濃い味わいが特徴的で、風味としてはバターやナッツのような、そんな深みのある香りも感じられます。

使用されているミルクにも非常にこだわりがあり、毎回その日のとれたての新鮮なミルクが使用されているとのことです。

またふんだんにミルクが使用されているのも特徴です。

およそ1キロのオールドアムステルダムを作るのに、10リットルほどのミルクが必要とされています。

それだけの量のミルクがぎゅっと凝縮されていると考えると、あの味わい深さ、コクの深さも納得です。

見た目の特徴としては、黒いワックスでカバーされていて、車輪型をしています。

 

オールドアムステルダムの食べ方

しっかりとした旨み、コクがありつつも、特殊なクセがなく食べやすいチーズなので、基本的に何にでも相性がよいです。

そのまま食べるのは勿論、調理しても美味しいです。

そのまま食べる場合には、赤ワイン、更には日本酒やビールとも非常によく合います。

特に赤ワインは、深みのあるミディアムボディやフルボディなどがお勧めです。

またそのまま食べる以外にも、原産国オランダの過程では、料理に加えるチーズとして幅広く使用されています。

ベーグルサンドやトーストの具にするのもお勧めです。

またグラタンや、パイ、タルトなどのオーブン料理全般にもよく合います。

コクはしっかりとありながらも、クセがないので、リゾット料理との相性もよいです。

チーズリゾットにしてもよいですし、リゾットの上のトッピングとしてオールドアムステルダムを乗せてあげてもよいでしょう。

特に加熱することで、コクと旨みがより深くなりますので、オールドアムステルダムを少し炙って、お酒のつまみとして頂くのも非所にお勧めです。

そのほかにはサラダのトッピングとしても活躍してくれるチーズです。

もしパンを手作りされる方でしたら、惣菜パンの具としてアムステルダムチーズを使用するのもお勧めです。

以上のように、オールドアムステルダムはそのままお酒のつまみとして味わう以外にも、様々な料理に合うので、せっかくオールドアムステルダムチーズを買ったものの、飽きて最後まで食べ切れなかった、といったこともないでしょう。

バリエーション豊かな食べ方で、是非様々なオールドアムステルダムを味わってみてください。

オールドアムステルダムの保存法

ヨーロッパの大きなチーズを購入した場合、意外と困るのが保存方法です。

基本的には、密閉容器に入れて保管する、ジップロックにいれる、あるいはラップをかけて保存するのが一般的です。

なるべく空気に触れさせないように保存しましょう。

また賞味期限ですが、基本的に開封後はなるべく早く、風味が落ちる前に食べるのが理想です。

ただし、基本的には異臭がするといったようなことがなければ、開封後も1ヶ月程度は食べることは可能です。

万が一カビが生えてしまった場合でも、カビの生えた箇所をカットしてしまえば問題はありません。

万が一1ヶ月以上、それ以上長期にわたって保管されたいという場合には、冷凍保存してしまうことも可能ではあります。

ただ一度冷凍してしまうと、風味がガクッと落ちてしまうので、あまりお勧めはしません
あくまで最悪の場合の保管方法としてご紹介します。

オールドアムステルダム誕生秘話

さてチーズの基礎知識を知った上で、是非抑えておきたいのが誕生秘話です。ちょっとした雑学としてお酒の席で披露されてみてはいかがでしょうか?

オールドアムステルダムはランバートウェストランド氏により、19世紀末にオランダで誕生しました。このランバート氏は、非常に野心家であり、ウェストランド氏の母親がいつもアムステルダムのヨルダン地区からいつも購入していた、芳醇で味わい深い、そんなチーズを生産したいと強く思っていました。

そのチーズは美味で、少し甘さもあり、更に滑らかでクリーミーなチーズでした。

ランバート氏はそのチーズの味を目指して、何年も研究を重ねました。

最終的にランバート氏はアミノ酸と、その発酵過程を発明し、それは現在オールダムステルダムと呼ばれるチーズの特徴となりました。

オールドアムテルダムのレシピはウェストランド一家で極秘に守られています。

オールドアムステルダムの”オールド“は、その熟成した芳醇な香りと、伝統的な製造方法に由来しています。

オールドアムステルダムは1985年に正式にオランダ国内で紹介されました。その後国内外からの高い評価を受け、様々な国際的な賞を受賞しています。

オールドアムステルダムを扱っているお店

日本ではそこまで一般的ではないチーズですから、なかなか近くのスーパーマーケットで見かける機会はないでしょう。

日本国内でオールドアムステルダムを扱っているお店としては、ヨーロッパからの輸入食材を取り扱いスーパーマーケット、チーズ専門店、あるいはワインを多く扱っているお店、専門店などで購入することが可能です。

近場にそのような専門店がないという場合でも、オンラインショップで気軽に購入することも可能です。

特に最近では、ネットショップの中でもチーズを専門に扱っているお店、ワインを専門に扱っているお店も数多く増えてきています。

また店舗によって販売価格も異なってくるので、色々サイトを見比べて購入されると良いでしょう。

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