チーズと相性のいいラーメン
最近ではラーメンにチーズをいれることが多くなっています。とくにカップラーメンにおいてもチーズがトッピングされたものが多くなっています。
ラーメンとチーズの相性はかなりいいということが証明されています。
たとえば、エースコックのカップラーメンでも、いろいろな味でチーズのトッピングが試されています。
エースコックの開発担当者は、チーズラーメンという新ジャンルを構築するべく奮闘しています。
とくにそれぞれの味に対して、チーズが合うかどうかの研究を重ねています。
まず試したのは、汁なしラーメンへのトッピングです。とくに最近では、カップラーメンではなくても汁なしラーメンというものがトレンドになっています。
とくに汁なしラーメンのなかでも人気を集めているのが油そばです。
そしてこの油そばをベースに、チーズペースト加えることによって、より味がまろやかになり深みが出るということが実験によってわかりました。
汁なしラーメンとチーズの相性がよいことがわかったわけです。
ここで油の味があまりに強いと、チーズの風味が消えてしまい、よくないことがわかりました。
油とチーズの割合が、相乗効果をもたらすために大事だということがわかりました。
とくにこの油そばとチーズのかけ合わせで新しかったのは、パウダー状のチーズをトッピングするというものではなかった点です。
これまで、他にもチーズをトッピングするものがあったわけですが、これはどれもパウダー状のものでありました。
しかし、今回トッピングで使われたのは、ペースト状のチーズだったわけです。
油とうまく調和させるのに、パウダーよりもペースト状のほうがよりよかったからです。
とくにパウダーよりもペーストのほうがチーズの特徴は際立ちます。チーズラーメンという新コンセプトを立ち上げるという目的から、このより際立つほうで、チーズを使うことが優先されたわけです。
とくにこの油そばとチーズの掛け合わせは、刺激的でおいしいと評判になりました。
しかし、開発者のなかではチーズの味が強すぎという声があったことから、魚系の調味料をいっしょに加えることによって、少しチーズの風味を和らげようという話が出ました。
これによって、より大衆受けするチーズラーメンが完成されたわけです。
さらにそのときに使用されていた麺よりもっと太い麺を使用することになり、これによってよりチーズと絡まるようになって、チーズラーメンのコンセプトが如何なく発揮されるようになりました。
とくにカップラーメン業界は、細麺から太麺に移行していく傾向があります。
そのようななかで、チーズを用いるというトレンドがまた、この流れを加速させています。
太麺のほうがよりチーズとの合性がよくなるからです。
さらに汁なしラーメンもトレンドですが、この汁なしはやはり太麺の食感のほうがより合います。
こういったところから、汁なし、太麺、チーズという黄金の掛けあわせが発見されたわけです。
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