チーズが料理に使われることはよくありますが、それでも洋食に使われることが大半です。
海外、特にヨーロッパではチーズを使った料理文化は根強くあります。
チーズフォンデュのように、チーズそのものがメインであることもよく見られます。
チーズの原料はもちろん牛乳なのですが、酪農が盛んな地域ではチーズが作られることは多いです。
日本でも北海道は最も酪農が盛んな地域ですが、チーズ生産量も日本一です。
原料となる乳牛の種類によっても味はかなり違ってきますね。
乳牛にもいくつか、種類はあるのですが中には水牛の牛乳も世界には多く見られます。
水牛も酪農には向いていて、たくさんの牛乳を作ることが出来ます。
味にはどのようなイメージが湧くでしょうか?
普通の乳牛よりも脂肪分が少なく、あっさりしていそうな気がしては来ないでしょうか。
実は確かにその通りで、あっさりさらさらとした飲み心地がしてきます。
これを使ってチーズを作ると、やはりあっさり味のものが完成するので料理によっては向いているものもあると思います。
この水牛のチーズは結構メジャーなので、世界でも多くの人が食べているんですよ。
日本国内で売られているチーズは、いわゆる「プロセスチーズ」を呼ばれるものです。
プロセスチーズとは、乳酸菌の発酵がすでに終わっているもののことを言います。
「えっ、それって普通じゃないの?」と思われる方も居るかもしれませんが、それとは反対に「ナチュナルチーズ」は乳酸菌が未だ発酵し続けている代物なのです。
カマンベールチーズというものを聞いたことがあると思います。
まさしく菌が生きていて、チーズ自体も生きて「成長」を続けているのです。
しかも、表面は「白カビ」という菌も生きていてまさしく生命力を感じる食べ物と言えますね。
スーパーなどで市販されているカマンベールチーズの商品説明覧を見てみてください。
おそらく「ナチュラルチーズ」としっかり明記されているはずです。
日本でも料理にチーズを使うことは増えていて、カレーライスにも使う場面が増えてきました。
レストランなどでもチーズカレーが定番になっている店も多く、かなり相性の良い組み合わせだと言えます。
特に温かい状態のカレーにはチーズがしっかりととろけて、それを楽しむことが出来ます。
チーズには料理をマイルドな味にする効果があるので、特に辛めのカレーに使うとバランスが取れると思います。
おすすめは「焼きカレー」にすることですね。
しっかりと皿全体が温かくなっているので、長くとろけたチーズの状態を楽しむことが出来ます。
良い感じにチーズの表面に焦げ目が出来たりするので、香ばしい匂いがカレーのスパイスの匂いとマッチして食欲をそそるので非常におすすめです。
ドリアなどにもチーズは欠かせないほどで、これと似ている料理である焼きカレーが美味しくない訳がありません。
是非とも、このチーズ料理としておすすめの焼きカレーを試して頂きたいと思います。
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