チーズの女王カマンベールで30歳からでも気楽にダイエット

ダイエット

20歳を超えてくると、体質によっては20代の後半あたりから、急激に太りやすくなったりするものです。大抵は代謝が落ちてきたり、運動不足などが原因です。

とは言え、ダイエットの類は、なかなか長続きしないものなのは、誰もが経験則でよくわかっていることでしょう。
特に30歳からのダイエットは、体力的にも精神的にも、なかなか大変なことかもしれません。

そんなダイエットが長続きしないあなたに、とっておきのダイエットがあります。
いわゆるチーズダイエットというものです。

初めて耳にする方もいらっしゃるでしょうが、文字通り、「チーズを食べることで痩せるダイエット」です。

そうと聞けば、「本当に効果あるの?」とか「むしろ太るんじゃないの?」とか、そういう印象を持つ方の方が圧倒的に多いかと思います。
でも、大丈夫。ちゃんとダイエット効果はあります。

チーズダイエットに効果がある理由

チーズというと、一般的には、カロリーや栄養価が高く、どちらかと言うと「太りやすい」と思うのは、別に不自然なことではありません。

しかし、それはチーズを食べ過ぎるから太りやすくなるだけで、一定量を制限の範囲内で食べる分には、むしろダイエットに有効な食べ物になります。

その効果の理由の1つが、チーズの豊富なタンパク質が、空腹感を満たすことに有効だからです。

ダイエットが長続きしない大きな原因の1つに、「食べられないストレス」が挙げられます。このストレスを、少ない量で満腹感を得られるチーズにより減らすことで、長期間のダイエットを可能にするというのが、このチーズダイエットの大きな効果なのです。

勿論、タンパク質は、代謝を高める筋力アップにも大変重要ですから、そちらの面でも効果を発揮してくれます。

そして、もう1つの大きな効果が、チーズにはビタミンB2が豊富だということです。
このビタミンは、脂肪の燃焼を助ける効果がありますので、これは直接的にダイエットに効きます。
同時に美肌にも効くビタミンでもありますから、美容にも好影響を与えてくれます。

この他のチーズに含まれる栄養素では、豊富な必須アミノ酸、B2以外のビタミンやミネラル分が挙げられ、それらは、ダイエット中の女性に対しても、美容や健康を維持するという観点から、とても役立ちます。

つまり、チーズダイエットは、ダイエット中の栄養補助という、そちらの面でも大きな効果を生んでくれるわけです。
特にカルシウムは、女性が直面しがちな骨粗しょう症やイライラに効きますから、ダイエット時には特に重要なミネラル分ですね。

ダイエットでありがちな、「痩せたが不健康になった」という弊害を減らすという意味でも、チーズダイエットの効果は大きいわけです。

さて、ではどんなチーズをチーズダイエットで利用すれば良いのかということが、次の問題になってくるかもしれません。
でも大丈夫、基本的には、どんなチーズでも構わないのです。

例えば、ダイエットをより効率的にしたいという、「効果重視型」の方なら、チーズの中でもカロリーの少ないカッテージチーズなどを選択するというのも、大変良い着眼点かと思います。

食べやすさを重視するなら、市販のプロセスチーズやクリームチーズ、モッツアレラなども悪くはないでしょう。

カマンベールチーズという選択肢

しかし、チーズが好きな人なら、本格的なタイプのチーズで、チーズダイエットをしてみたいと考える人が居ておかしくはありませんし、勿論そのようなチーズでも、チーズダイエットは出来ます。

そのような、本格的なチーズ好きにも人気のあるのが、カマンベールチーズではないでしょうか?

いわゆる「白カビ」に覆われたカマンベールチーズは、外側が割と硬めな皮のような食感ですが、中は大変クリーミーな食感で、本場欧州では、「チーズの女王」と呼ばれることもある、本格派向きのチーズと言えます。

本来のカマンベールチーズは、熟成が進むと、臭いがキツくなると共に、大変柔らかくなっていくようですが、日本では、ほとんどの商品が加熱殺菌されており、丁度良い熟成段階で止めて市販されています。

この手のタイプは、本格的な割に癖がなく、臭いもそれほどキツくないので、チーズ食文化があまり発達していない日本人にも好まれるタイプのチーズと言えます。

ですから、カマンベールチーズでダイエットなら出来るかもと考えている方も居るはずですが、カマンベールチーズでのダイエットには、実はもっと推せる理由があります。

実はカマンベールチーズは、特にビタミンB2が豊富なのです。既に説明したように、ビタミンB2は脂肪の燃焼を助けますから、それが豊富ということは、ダイエットにより効果的なチーズと言えるわけです。

カマンベールチーズとは

カマンベールチーズの歴史は、その名の通り、フランスのノルマンディー地方・カマンベール村が原産で、1700年代の末期に誕生したとされています。

よく知られるようになったのが、1800年代中盤、ナポレオン3世が食したことと言われています。
それまでは、交通事情が良くなく、ごく狭い地域でしか知られていなかったことが、有名になるまで時間が掛かった理由のようです。

今では、本格的なカマンベールチーズは「カマンベール・ド・ノルマンディー」と呼ばれ、一般のカマンベールチーズとは区別されています。

ノルマンディー地方のカマンベールのチーズというブランド化の前に、世界中に広がってしまったため、「ノルマンディー地方のカマンベールチーズ」という、更に限定をする必要があったためです。

その認定基準は、ノルマンディ地方の中の一部の県で製造され、更に木箱に入っていることなどが条件とされています。

カマンベールチーズの保存方法、豊富な栄養、料理アレンジまで詳しく解説!
1.カマンベールチーズとは カマンベールチーズとは表面が白カビで覆われていて中が柔らかいチーズのことを言います。 カマンベールチーズには作る過程で大きく2種類に分けられます。 1つ目は白カビがタンパク質を分解することによって作られる方法です...

カマンベールチーズダイエットの方法

カマンベールチーズは、本格的チーズの割に癖が強くなく、舌触りの良いこともあり、そのまま食べても大変美味しいチーズです。

ただ、他の様々な食材とも合うので、そちらの付け合せとして食べられることも、飽きずにチーズダイエットを長続きさせられるチーズとなります。

パンに挟んだり、サラダやフルーツにも合いますから、栄養バランスの面でも上手く利用すれば、より効果的なチーズダイエットを可能にしてくれます。

但し、おいしいからと言って食べ過ぎれば、当然ダイエットどころではなくなりますから、その点だけは注意が必要ですね。

 

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