世界中で愛されるチーズの王様、エメンタールチーズ

エメンタールチーズ

エメンタールチーズとは

エメンタールチーズはスイス、エメン渓谷付近で作られるのでこう呼ばれます。

プレスでホエーを抜き、保存性を高めたハードタイプのチーズです。山の中で作られるので、山のチーズとも呼ばれます。

スイスのグリュイエールチーズも同じく山のチーズです。エメンタールチーズは、今ではスイス以外の国でも作られていますが、スイスのチーズの輸出量の約半分を占めています。

スイスが世界に誇るチーズの一つです。

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原料は牛乳で、木のような独特の芳香があり、むっちりとした食感の濃厚なチーズです。

エメンタールチーズにはスイスのチーズの中でも珍しい、ガスが抜けた時にできた気泡があります。

猫とネズミのアニメで目にするチーズがまさにこれです。この穴が均一に入っているのが良質なチーズの証です。

生産地は冬には雪に閉ざされる深い山奥で、雪解けまでの長い間の貴重な食料として保存が効き、栄養価の高いハードタイプのチーズが発展していきました。

チーズはビタミンAやビタミンB2、カルシウムを多く含み、保存食としては理想的な食べ物です。

また、必須アミノ酸をバランスよく含む、良質なたんぱく質でもあります。

人里から離れ、食料の少ない暮らしには無くてはならないエネルギー源でした。

長期にわたって食されるので、40kg、50kg、ときには90kgと大きな車輪状の塊で作られるのも
特徴の一つです。

切るときは中心から放射状に切ります。保存するときには硬く絞った濡れ布巾をかけて通気性の良い木の箱に入れて蓋をし、冷蔵庫の野菜室に入れて乾燥を防ぎます。

プロセスチーズと違い、ナチュラルチーズは生きているので、常温に置いておくとどんどん熟成が進んでしまいます。

冷凍庫は乾燥が激しいのでチーズの保存には向いていません。

切り口がパサついたり、油がにじんでいるものは劣化して味も風味も落ちています。

美味しい食べ方

薄くスライスしてそのままワインと一緒に食べたりサンドイッチに使ったりもしますが、最も有名な料理はスイスフォンデュです。

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同量のエメンタールチーズとグリュイエールチーズを辛口の白ワインでのばし、にんにくで風味をつけたソースに、串に刺したパンやじゃが芋を絡めて食べるこの料理はスイスの家庭料理として世界中で人気があります。

食べ終わった後の鍋の底には「おばあちゃん」と呼ばれるお焦げができ、これをはがして食べるのも楽しみの一つです。

また、地方によっては、チーズフォンデュを食べるとき、鍋に具を落とした人は歌を歌わなくてはならないとか、隣の人にキスをしなくてはならないといった面白いルールもあります。

チーズとワインが分離しやすいので、チーズが溶けたらとろ火にして絶えずかき混ぜます。

チーズフォンデュを食べるときはビールなど冷たい飲み物は厳禁です。
お腹の中でチーズが固まってしまいますので、ワインも常温のものをいただきます。

チーズとワインを合わせるときは同じ産地のものを選ぶと失敗が少ないです。

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